外国為替市場においては、ディーラー※が自分の都合のよい方向へ為替相場が動くように、意図的に情報を流す場合があります。

ポジション・トークというのは、こうした情報のことをいいます。

ちなみに、ディーラーは、意図的でない情報操作も行いますので、外国為替市場は、このような怪情報がよく流れ、市場にルーマー（うわさ）が広まりやすい素地となっているといえます。

※業者間売買の業者のことです。

ボラティリティというのは、市場で取引される証券等の価格変動性のことをいいます。

また、ボラティリティは、一定期間に付いた原資産価格の標準偏差を指し、オプションのプレミアム評価では、オプションの満期までの期間の予想ボラティリティを指します。

ちなみに、前者については、過去の価格データから求めたものをヒストリカル・ボラティリティと呼びます。

後者については、現在のプレミアムからブラック・ショールズ式などを用いて逆算したものをインプライド・ボラティリティと呼びます。

なお、インプライド・ボラティリティは、オプション満期日までの期間の価格変動性についての市場の予想と考えることができ、オプション取引の値付けに利用されます。

□通貨流通速度

□ＮＺＤの買い材料・懸念材料
□為替レートが変動
□ニュージーランドドル（ＮＺドル）の特徴
□スイスの主要貿易品目