株価指数の先物などは、最終的に契約時の値段との差をやり取りする差金決済方式を採用、途中でも反対売買により決済することができます。 ちなみに、決済されていない取引の残高のことを「建玉(たてぎょく)」と呼びます。 また、取引約定金額の一定額を納めるだけで取引ができるという「証拠金制度※」を採用していることから、少ない金額で多いな取引が可能になります。 ※投資家が証券会社に納めるものを委託証拠金、証券会社が取引所に納めるものを取引証拠金と呼びます。
株式先物取引の期限のことを「限月」と呼びますが、日本の指数先物は3、6、9、12月の特定の日を取引最終日として最長1年3か月までの取引が可能な5限月制です。 また、通常ですと、取引最終日は一番近い限月※の取引が最も多いのですが、最終日に接近すると期近物を買って(売って)期先物を売る(買う)という形で乗り換え(ロールオーバー)が起きます。 これを「限月交代」と呼びます。 ※期近物、それ以外を期先物といいます。
□エリオットの波動理論