株式公開買い付け制度とはどのようなものですか?
株式公開買い付け制度というのは、企業の経営権取得などを目的として、不特定多数の株主から株を買い集めることをいいます。
なお、株式公開買い付け制度は、英語の頭文字をとってTOBと表記されます。
株式公開買い付け制度(TOB)の内容は?
TOBでは、買い付け価格、株数などを事前に公表することから、すべての株主に平等に売却の機会が与えられます。
日本では米国の制度にならい1971年に導入され、その後も数回の法改正により、より透明な制度となってきました。
ただし、ライブドア事件などを契機として、制度の抜け穴も表面化したことから、金融庁は2006年12月より新たなルールを導入しました。 |