年金信託とは?
年金信託というのは、金銭信託の一形態で、年金制度によって集められた資金を引き受ける信託のことをいいます。
また、年金信託は、企業年金信託(適格年金信託、調整年金信託)と個人年金信託とに大別されますが、一般には、企業年金信託のことを指すことが多いです。
年金信託と企業年金
企業年金は成長分野なので、従来、生命保険会社と信託銀行のみに認められていた年金業務に対して内外の金融機関が参入意欲を強め、銀行・信託分離の見直しの要請につながりました。
1993年の金融制度改革法施行によって、子会社方式による信託業務への参入が認められましたが、年金信託は信託子会社の当初の業務範囲外とされました。 |