日米円・ドル委員会とは?
日米円・ドル委員会というのは、1983年11月の日米蔵相共同声明を受けて設置されましたものです。
この日米円・ドル委員会は、「円・ドルレートの現状および決定要因等について両国が相互の理解を深める」こと等を目的としています。
日米円・ドル委員会の報告書
大蔵省財務官、財務省次官による計6回の会合後、主に次のような合意内容とする報告書が1984年4月に提出されました。
■日本の金融・資本市場の自由化
■同市場への参入等の改善
■ユーロ市場の拡大...など
この報告書に基づいて、外国証券会社への証券取引所会員権開放、円建て外債市場の規制緩和などの改革が実施されました。 |