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信託財産留保額について

信託財産留保額とはどのようなものですか?

信託財産留保額というのは、投資信託に関する用語で、中途解約するなど投信の換金の際に投資家が徴収される一種の手数料のことです。

といっても、信託財産留保額は、株式投信など比較的長期で運用しているファンドで設けられているもので、すべての投信にこの制度があるわけではありません。

どのような仕組みになっているのですか?

中途解約があると、組み入れている有価証券を売却するなどしなければなりませんので、売却の手数料がかかります。

また、売却によりポートフォリオが崩れるなどのマイナスが発生します。なので、こうしたコストを解約する投資家に負担させ、保有し続けている投資家に損失が生じないようにする仕組みがとられているのです。

信託財産留保額はいくらくらいですか?

額についてはファンドによっても異なりますが、スポット投信の場合ですと、設定から短い時期の解約にはかなり高い額を設定しているものが多いようです。

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新甫とはどのようなものですか?

新甫(しんぽ)というのは、商品市場に関する用語で、月替わりの発会の日に生まれる限月またはその相場のことをいいます。

なお、株式市場で用いるのは「2日新甫は荒れる」というように、2日新甫に限られています。

つまり、月の初めが休日で、2日が月替わり商いのときの相場のことをいいます。

ちなみに、2日新甫は荒れるといっても、特に根拠があるわけではありません。


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