「オーバーアロットメント」とは、株式の売り出しに際して、当初の予定株数に加えて、投資家の需要が強いと判断した場合などに、証券会社が追加的に売り出すことをいいます。 これに対して、シンジケートカバー取引というのは、売り出し後、証券会社が株主に借り受けた分を返却するための株式を市場で調達する取引のことをいいます。 通常、証券会社は、売り出した分の株式を売り出し後に株主から購入できる「グリーンシューオプション」と呼ばれる権利が付与されています。 なので、株価が売り出し価格を上回っていた場合には、グリーンシューオプションを行使して売り出し価格等で株式を購入しますが、株価が売り出し価格を下回っていた場合には、市場から割安に調達して株主に返却します。 つまり、価格が下落した局面においては、結果として証券会社が市場から株式を吸い上げることになり、価格調整機能が働きます。 ただし、こうした行為は証券会社の利益につながる可能性もありますので、オーバーアロットメントが可能な株数には上限が設定されています。
深センA株というのは、深セン市場に上場する中国企業株のうち、人民元建てのものをいいます。 この深センA株は、原則として、中国本土の投資家が投資をします。
深センB株というのは、深セン市場に上場する中国企業株のうち、外貨建てのものをいいます。 この深センB株は、中国本土の投資家以外にも投資できます。
□公開前規制