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証券取引等監視委員会について

証券取引等監視委員会とはどのようなものですか?

証券取引等監視委員会というのは、証券市場の不正を摘発する政府機関のことをいいます。

この証券取引等監視委員会は、1991年に相次いで発覚した損失補填など証券スキャンダルを機に、1992年に当時の大蔵省内に設置されました。

なお、現在は金融庁内に設置されています。

証券取引等監視委員会の権限は?

証券取引等監視委員会は、強制調査権を持ち、インサイダー取引、相場操縦、損失補填など、不正な取引や営業活動の疑いがあれば検査や調査を行い、疑いが強まれば捜査当局に告発します。

関連トピック
証券保管振替機構とはどのようなものですか?

証券保管振替機構というのは、通称「ほふり」といいますが、日本で唯一の証券保管振替機関となっています。

この証券保管振替機構では、現在、日本における発行済み株式のおよそ8割を保管しています。

証券保管振替機構の役割は?

従来、株主の権利は株券により管理されていましたが、株主の名前や住所、保有株数などを電子的に記録・管理します。

その際に、証券保管振替機構が中心的な役割を果たすことになります。


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