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インサイダー取引について

インサイダー取引とはどのようなものですか?

インサイダー取引というのは、内部者取引とも呼ばれますが、これは、ある一定の立場の人が、投資判断に影響を与えるような未公開の情報(重要事実)を知り、その情報に基づいて株式を売買することをいいます。

インサイダー取引の禁止

インサイダー取引は、証券取引法によって禁じられています。

これは、インサイダー取引のような取引が行われると、一般の投資家との不公平が生じ、証券市場の公正性が損なわれる恐れがあるからです。

ちなみに、内部者情報を利用した株式の公開買い付けについても規制されています。

関連トピック
規定対象はどのようなものですか?

インサイダー取引の規制対象になるのは、次のような人です。

■会社の役員や従業員で重要事実を知った者
■会社の帳簿を閲覧できる株主
■法令上、会社の内部情報を知ることを認められている者
■上記の者から重要事実の伝達を受けた者

インサイダー取引の罰則は?

インサイダー取引が行われたことにより、利益が出ていたかどうかを問わず、刑事罰の対象となります。


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