一般気配とはどのようなものですか?
一般気配というのは、その銘柄の直近値に最も近く、約定が優先される買い方および売り方の注文の値段のことをいいます。
例えば、直近値が700円で、701円の売り注文、699円の買い注文があった場合には、701円と699円が一般気配になります。
一般気配の公表について
一般気配の公表については、従来はシステム銘柄や地方上場銘柄に限られていましたが、1995年11月13日から立会場銘柄を含む全上場銘柄について、QUICKなどの情報端末を通じて知ることができるようになりました。
また、東京証券取引所は、さらに1998年11月末から直近値に最も近い売り気配、買い気配双方の注文数量の公表を始めました。
こうした市場内情報の提供の充実は、市場としての競争力強化策の一環であり、2000年12月下旬からは、公開気配値が上下3本ずつになり、それぞれの注文量も照会できるようになりました。 |