1996年1月に、バーゼル銀行監督委員会によって公表された「マーケット・リスクを自己資本合意の対象に含めるための改定」では、マーケット・リスクの計測方法としては、次のいずれかを、対象金融機関が選ぶことが認められました。 ■バーゼル銀行監督委員会の定める測定を使用する標準的方法 ■監督当局の承認を前提として、金融機関独自のリスク管理モデルを利用する方法 内部モデルというのは、上記の金融機関独自のモデルのことをいいます。
内部モデルを選んだ場合は、その金融機関は、次のようなリスク管理運営上の基準を十分に満たす必要があります。 ■独立したリスク管理部署の設置 ■定期的なモデルのチェックの実施...など
内部モデルによって計算されたリスクと過去の実際の損益を比較するバックラスティングにより、モデルが不正確であることが判明した場合には、計測されたマーケット・リスクの単位当たりで大きな所要自己資本の保有を義務づけられることになります。
□政府証券ディーラー
□成り行き注文 □証拠金、GTC、スプレッド □OCO注文 □標準偏差とボリンジャー・バンド