店舗行政とは?
店舗行政というのは、銀行法や信用金庫法などの各業態の業法に基づいて、金融機関の店舗※の設置・移動・廃止等に関して、大蔵省が行っていた行政指導、つまりかつての大蔵大臣の認可のことをいいます。
※本店、支店、その他の営業所のことです。
店舗行政の自由化について
従来は、過当競争防止、店舗の効率的配置等の観点から、次のような細かい行政指導が行われてきました。
■店舗の新増設
■配置転換の数
■店舗の種類
■設置時期
■設置場所...など
しかしながら、1970年代後半以降の金融自由化の進展等に伴い、店舗行政も徐々に弾力化され、銀行法上は許可とされているものの、海外店以外は運用上ほぼ自由化されています。 |