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同時決済(DVP)とは?

同時決済(DVP)とは?

証券取引のように、資金と証券双方の受け渡しを伴う双務契約型の取引では、決済日当日における資金と証券の受け渡しが別々に行われると、一方の当事者がリスクを負います。

このリスクを削減するためには、資金・証券の同時決済(DVP:Delivery Versus Payment)が必要になります。

日本の同時決済(DVP)は?

日本では、国債の決済について、1994年4月以降、日銀ネットでは国債の受け渡しを行うシステムと、当座預金の受け払いを行うシステムがリンクされ(国債DVPシステム)、資金と証券の同時決済が可能となっています。

ヘルシュタット・リスクとは?

ヘルシュタット・リスクというのは、外為取引の決済において、時差の関係などからDVPが実現していないために生ずる先渡しリスクのことをいいます。

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導入預金とは?

導入預金というのは、特定の第三者に融資することを条件として預金することをいいます。

具体的には?

導入預金は、具体的には、例えば、Aが金融機関に対して、預金者Bを紹介するからCに融資して欲しいというような形で行われます。

この場合、Aを導入屋と呼びます。

ちなみに、導入預金に頼らないと融資が受けられないようなCというのは、信用力が乏しいだけでなく、謝礼としてBに裏利をとられるので、貸し倒れの恐れが高くなります。

このことから、1957年には、「預金等にかかる不当契約の取り締まりに関する法律」が成立し、導入預金をした者は当然ですが、媒介をした導入屋や導入預金に応じた金融機関の役職員も処罰されることになりました。


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