金融の法律ナビU



授権資本について

授権資本とはどのようなものですか?

授権資本とは、会社が発行できる株式総数のことですが、具体的には、定款に定められ、授権資本の範囲内であれば取締役会の決議だけで新株を発行できるというものです。

米国では授権株式ともいいますが、日本では戦後この制度が取り入れられました。

商法上の授権資本は?

商法では、授権資本の枠は、既発行株数の4倍を超えてはならないと規定されています。

授権資本のメリットは?

既発行株が授権資本の枠いっぱい、あるいは枠に近づいたときには、株主総会で授権資本の拡大を決めないと、次の増資ができません。

つまり、授権資本制度は、一定限度について増資の決定権を取締役会に与え、資本調達に機動性を持たせるというメリットがあります。

関連トピック
種類株とはどのようなものですか?

種類株というのは、企業の発行する株式で、普通株式以外の種類の株式のことをいいます。

なお、日本でよく発行される種類株のひとつは、普通株より配当を優先的に受け取れる優先株です。

種類株の権利内容は?

種類株は、次のような事項について、他の株式とは異なる権利内容を持っています。

■配当額や残余財産の分配
■株式の買い受け
■利益による株式の消却
■議決権の行使できる事項...など


品薄株とは?
資本構成とは?
資本コストとは?
ジャスダックの売買方式は?
授権資本とは?
資本とは?
資本構成と株主資本比率
ジャスダックとは?
ジャスダック指数とは?
種類株とは?

株式持ち合い

財形制度の株式投信 社会的責任投資

FX会社が倒産したら
マージンコールへの対策
FXの中期スタンス
銀行のポジション
モデルファンドのシステム
物価に関する米経済指標
サラリーマンのFX投資法
証拠金が少額
IFO注文
得意な通貨ペアを持つ
投資信託の為替取引
テクニカルが効果
FX取引にかかるコスト

Copyright (C) 2011 金融の法律ナビU All Rights Reserved