ビッグバンというのは、1986年10月に実施された英国証券制度の大改革のことをいいます。
ビッグバンの目的は、次のようなことにありました。 ■ロンドン証券取引市場の国際的地位の確保 ■英国証券業者の国際競争力強化...など
ビッグバンの主な内容は、次のようなものです。 ■固定手数料制度の廃止 ■ブローカーとジョバーの資格を分離する制度の廃止 ■会員への会員外からの資本導入の自由化 ■スクリーン取引システムへの移行...など
当時のＥＣ各国においては、英国のビッグバンに伴い、優良株の売買がロンドン市場に集中したことや、市場統合が予定されていたことも背景となり、フランスで1988年以降に実施された、いわゆるフランス版ビッグバンなど、積極的な証券市場改革が進められました。
日本においては、金融の国際化の進展等を背景として、1996年、橋本内閣により、2001年までに規制緩和を中心とする金融システムの抜本的な改革を行うとする、いわゆる日本版ビッグバン構想が打ち出されました。
□タックス・ヘイブンと金融取引
□短期投資と中長期投資の資金 □スワップがマイナス □ボリンジャーバンド □アメリカの経済指標
