付随義務とは?
付随義務というのは、銀行の固有業務に伴い当然に生ずる業務のことをいいます。
具体的な付随義務とは?
旧銀行法では、このような業務範囲については、銀行の社会経済的機能に応じて変化していくものとして例示されていませんでした。
しかしながら、絶えず解釈上の疑義を生じ、業務の安定性が損なわれる弊害があったので、新銀行法では、次のようなものを付随業務として具体的に列挙しています。
■債務保証および手形引き受け
■有価証券およびその先物・オプション取引
■有価証券の貸付
■国債等の引き受け・募集
■金銭債権の取得・譲渡
■有価証券の私募
■地方債・社債等の募集・管理の受託
■代理業務
■国・地方公共団体・会社等の金銭収納の取り扱い
■有価証券・貴金属等の保護預り
■両替
■金融先物取引等の受託 |