デュアルカレンシー債というのは、元本の償還通貨と利子支払いの通貨が異なる債券のことをいいます。 通常は、払い込みと利払いを円建てで、元本償還をドル建てで行うのですが、その逆の形態のもの※もあります。 ※逆デュアルカレンシー債です。
1985年6月以降、円の国際化の一環として、非居住者のユーロ円債について発行が解禁されました。 これにより、近年起債が急増しています。
デュアルカレンシー債のメリットとしては、次のようなことがあげられます。 ■投資家側 ⇒ 投資家にとっては、通常の円建て債より高クーポンです。 ⇒ ただし、元本については為替リスクがあります。 ■発行企業側 ⇒ 発行企業にとっては、通常のドル建て債より低クーポンです。
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